2021年5月8日土曜日

2021年度 臨床発達心理士会 兵庫支部総会・第1回資格更新研修会の開催


日時:令和3年5月8日(土)13時から16時55分

場所:オンライン


2021年度 日本臨床発達心理士会 兵庫支部 総会


 会員数170名 委任状50名、出席者51人に達し総会は成立いたしました。
出席していただきました皆様、委任状の提出をしてくださいました皆様、ご協力ありがとうございました。
 総会は、令和2年度活動報告(令和2年度の兵庫支部総会、資格更新研修会の開催、役員会の開催)、決算報告が承認されました。
 続いて、令和3年度活動計画(案)及び予算(案)、研修会及び役員会の日程が示されました。
 最後に「日本臨床発達心理士会の法人化」についても報告がありました。



2021年度 兵庫支部 第1回資格更新研修会

参加者  兵庫支部  85 名  

 「発達性ディスレクシアの発達的観点に立った評価と支援」というタイトルで、東北大学大学院教育学研究科教育心理学講座の川崎聡大先生にご講演いただきました。
 先生は臨床発達心理、公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士SVなどの資格をお持ちで、療育機関や医療機関での経験もあり、現場のニーズにあった講演となりました。また姫路市の出身でもあります。
 今回の研修のために114枚ものパワーポイントの資料をご用意していただきました。「限局性学習症とディスレクシア理解」では、学習面の躓きの実態、限局性学習症とディスレクシアの定義、読みの情報処理過程と発達という面から実態を丁寧に説明していただき、オンラインの研修会としてはめずらしい参加者が参加しながら進めるという対面参集型の研修会同様の手法で実技ありの研修会でした。さらにディスレクシアの認知機能や実体験、脳イメージングと分子生物的背景の説明、加えて教育現場において最も知りたい内容である評価と支援についても実践例を用いて詳しくご教授いただけました。
 その中で最もよい支援の形態として「当人が配慮されたと感じない配慮」を行うなど、現場の支援者として再認識させられる場面もあり、非常に充実した講演となりました。


◎第2回資格更新研修会(1区分)の開催のお知らせ
 日  時  : 2021年12月5日(日)13:30~16:30
 開催方法: Web zoom ウェビナー (予定)によるリアルタイム配信
   講   師   : 川上 康則 先生(東京都立矢口特別支援学校 主任教諭)
   テーマ
       「 子どもの心の受け止め方 発達支援の現場で大切にしたいこと 」
 
◎兵庫支部からのお知らせ
 研修会のお知らせは全てメールとホームページでのお知らせのみとなっております。メールアドレスを変更された場合には、臨床発達心理士認定運営機構ホームページにあります資格情報管理システム<SOLTI>から変更手続きをしてください。