2024年7月15日月曜日

令和6年度 一般社団法人 日本臨床発達心理士会 兵庫支部 第1回資格更新研修会

日時:令和6年7月14日(日) 13時50分~17時00分(途中10分の休憩)

会場:兵庫教育大学 神戸ハーバーランドキャンパス 兵教ホール

内容:「新版K式発達検査2020を用いた発達相談と包括的支援」(3.0時間1.0ポイント)

講師:清水里美(常磐会学園大学)

参加人数:53名(兵庫支部会員35名、他支部会員18名、非会員0名)


清水里美先生から新版K式発達検査の臨床的活用、事例検討(2事例)、2020年版の新設項目について第3葉と第4葉を中心にお話をいただき、最後にまとめのお話をいただきました。

詳しくは、新版K式の特徴、実施や解釈、臨床事例の結果の解釈、基本的な考え方(不通過のときや個人差の理解)、事例検討その1(2001年版の事例から)と事例検討その2(2020年版の事例から)では、4人(3人)でのグループワークを実施し、解釈(みたて)、そこから考えられる支援についてグループで考え、全体への発表がありました。清水先生からグループワークでの解釈や支援についてご意見をいただき、とても勉強になる研修となりました。最後にまとめとして「発達検査はなぜ必要なのか」「発達検査結果を支援に生かすために」のお話で締めくくっていただきました。

今回の研修は事例検討をグループワークで実施する研修のため、定員を60名と設定し、研修参加の受付を行いました。また、実際の子どもの検査結果を用いた事例を扱うにあたり事例提供者の保護者の同意と事例内容の扱いについて参加者の高い個人情報保護の意識と倫理的配慮が求められる研修となりました。


令和6年度 一般社団法人 日本臨床発達心理士会 兵庫支部 仮総会

日時:令和6年7月14日(日) 13時00分~13時40分

場所:兵庫教育大学 神戸ハーバーランドキャンパス 兵教ホール

兵庫支部会員数162名 委任状54名、出席者21名 合計75名となり兵庫支部会員の過半数(82名)を超えなかったため、総会は成立しませんでした。

兵庫支部規約第9条に基づき、仮総会として議案(承認内容)を7月15日(月)より2週間の間、ホームページに公示します。また承認内容に反対の場合には兵庫支部事務局にメールにてご連絡ください。2週間後となる7月29日(月)までに反対意見が支部会員の4分の1に達しなかった場合、議案は正式承認となります。

兵庫支部会員の皆様で委任状をご提出いただきましたにも関わらす、総会が成立できなかったことにつきまして、大変申し訳ございませんでした。

2024年2月25日日曜日

令和5年度(2023年度) 日本臨床発達心理士会 兵庫支部 第2回資格更新研修会(1区分)

日時:2024年2月24日(土) 13:30~16:40 対面開催

会場:兵庫教育大学 神戸ハーバーランドキャンパス 兵教ホール

テーマ:「すべての子どもが学びやすい授業づくりの基本的な考え方〜専門家の知見を生かすために〜」

講師:田中 裕一(兵庫県立山の学校 校長)       


2022年5月7日土曜日

令和4年度日本臨床発達心理士会兵庫支部 総会及び第1回資格更新研修会の開催

日時:令和4年5月7日(土)13時から16時55分


場所:オンライン


2022年度 日本臨床発達心理士会 兵庫支部 総会


 会員数176名 委任状50名、出席者57人に達し総会は成立いたしました。
出席していただきました皆様、委任状の提出をしてくださいました皆様、ご協力ありがとうございました。
 総会は、令和3年度活動報告(令和3年度の兵庫支部総会、資格更新研修会の開催、役員会の開催)、決算報告が承認されました。
 また今年度は役員改選の年であり、新たに3名の新しい役員の紹介及び承認もされました。
 続いて、令和4年度活動計画(案)及び予算(案)、研修会及び役員会の日程が示されました。
 最後に「日本臨床発達心理士会の法人化」について、退任する3名の役員の挨拶もあり総会は終了しました。



2022年度 兵庫支部 第1回資格更新研修会

参加者  兵庫支部  78 名  

 「小児・思春期の起立性調節障害の理解と対応」というタイトルで、関西医科大学総合医療センターの石崎優子先生にご講演いただきました。
 今回の研修のために66枚ものパワーポイントの資料をご用意していただきました。まずはODについて「病態生理」について詳しく説明していただき、特に小中学生の不登校との関係についてお話しいただけました。さらに生活習慣・不活動、加えて現在の治療法や心理療法についてご自身の知見に基づき、詳しくご教授していただきました。
 その中で特にODに関しては運動、水分の摂取など理由も含めて説明していただき、現場の支援者として再認識させられる場面も多くあり、非常に充実した講演となりました。



◎兵庫支部からのお知らせ
 研修会のお知らせは全てメールとホームページでのお知らせのみとなっております。メールアドレスを変更された場合には、臨床発達心理士認定運営機構ホームページにあります資格情報管理システム<SOLTI>から変更手続きをしてください。
 また支部からのメールが迷惑メールフォルダに入っているケースが多々見られます。設定を今一度ご確認ください。

2022年2月13日日曜日

 

令和3年度臨床発達心理士会兵庫支部 第3回資格更新研修会

 令和3年度 兵庫支部 第3回資格更新研修会


参加者  兵庫支部   72名  

 「青少年の自傷・自殺と薬物乱用・依存」というタイトルで、国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長 同センター病院薬物依存症センター センター長の松本俊彦先生にご講演いただきました。
 先生は医療現場において薬物依存症に対する臨床に携わり、その中で自傷行為についても様々な視点から研究をされております。
 「自傷行為は死ぬことを目的とする自殺とは峻別されるべき行動である」しかしながら逆説的に死をたぐり寄せるという意味で自殺の危険因子である、特に十代の自傷行為の経験は長期的に自殺リスクを数百倍にまで高めるといったこと、また近年児童・生徒の自殺者数が一貫して増加傾向にあることなど事例を挙げながら詳しく説明していただきました。
 会員からも医師からの講演はすごく刺激になったという意見も多く、臨床発達心理士として多職種連携の重要性を再確認することが出来た研修会となりました。


◎令和4年度 兵庫支部総会 及び 第1回資格更新研修会(1区分)の開催のお知らせ
 日  時  : 2022年5月7日(土)13:00~13:30 (支部総会)
                13:30~16:30 (研修会)
 開催方法: Web zoom ウェビナー (予定)によるリアルタイム配信
   講   師   : 石崎 優子  先生(関西医科大学 関西医科大学総合医療センター小児科 教授)
   テーマ
       「未定 (起立性調節障害についてお話ししていただくようにお願いしております) 」
 
◎兵庫支部からのお知らせ
 研修会のお知らせは全てメールとホームページでのお知らせのみとなっております。メールアドレスを変更された場合には、臨床発達心理士認定運営機構ホームページにあります資格情報管理システム<SOLTI>から変更手続きをしてください。

2021年12月5日日曜日

令和3年度臨床発達心理士会兵庫支部 第2回資格更新研修会

 令和3年度 兵庫支部 第2回資格更新研修会


参加者  兵庫支部  68 名  

 「子どもの心の受け止め方 発達支援の現場で大事にしたいこと」というタイトルで、東京都立矢口特別支援学校の川上康則先生にご講演いただきました。
 先生は臨床発達心理、公認心理師、特別支援教育士SVなどの資格をお持ちで、現職の特別支援学校の先生であり、教育現場のニーズにあった講演となりました。
 「発達支援の現場で大切にしたいこと」というまとめをしながらそれぞれの内容について詳しく説明をしていただきました。またそれぞれの話の中にもキーワードをちりばめられ、その説明のために128枚ものパワーポイントの資料をご用意していただきました。そのため理解しやすく、明日からの実践に直接役立つ内容となりました。
 その中で関わり方のポイントとして「今はこういうものと割り切る」「お互いの周波数がauタイミングがくる。それを楽しみに待つ」などのご示唆もあり、支援者への激励もありました。参加者からの感想も「非常に役に立った」「またご講演いただきたい」と非常に高い評価となっておりました。


◎第3回資格更新研修会(1区分)の開催のお知らせ
 日  時  : 2022年2月13日(日)13:30~16:30
 開催方法: Web zoom ウェビナー (予定)によるリアルタイム配信
   講   師   : 松本 俊彦 先生(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 薬物依存研究部 部長)
   テーマ
       「未定 (青少年の自傷・自殺のや様々な依存について、COVID-19の影響などを含めてお話ししていただくようにお願いしております) 」
 
◎兵庫支部からのお知らせ
 研修会のお知らせは全てメールとホームページでのお知らせのみとなっております。メールアドレスを変更された場合には、臨床発達心理士認定運営機構ホームページにあります資格情報管理システム<SOLTI>から変更手続きをしてください。

2021年5月8日土曜日

2021年度 臨床発達心理士会 兵庫支部総会・第1回資格更新研修会の開催


日時:令和3年5月8日(土)13時から16時55分

場所:オンライン


2021年度 日本臨床発達心理士会 兵庫支部 総会


 会員数170名 委任状50名、出席者51人に達し総会は成立いたしました。
出席していただきました皆様、委任状の提出をしてくださいました皆様、ご協力ありがとうございました。
 総会は、令和2年度活動報告(令和2年度の兵庫支部総会、資格更新研修会の開催、役員会の開催)、決算報告が承認されました。
 続いて、令和3年度活動計画(案)及び予算(案)、研修会及び役員会の日程が示されました。
 最後に「日本臨床発達心理士会の法人化」についても報告がありました。



2021年度 兵庫支部 第1回資格更新研修会

参加者  兵庫支部  85 名  

 「発達性ディスレクシアの発達的観点に立った評価と支援」というタイトルで、東北大学大学院教育学研究科教育心理学講座の川崎聡大先生にご講演いただきました。
 先生は臨床発達心理、公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士SVなどの資格をお持ちで、療育機関や医療機関での経験もあり、現場のニーズにあった講演となりました。また姫路市の出身でもあります。
 今回の研修のために114枚ものパワーポイントの資料をご用意していただきました。「限局性学習症とディスレクシア理解」では、学習面の躓きの実態、限局性学習症とディスレクシアの定義、読みの情報処理過程と発達という面から実態を丁寧に説明していただき、オンラインの研修会としてはめずらしい参加者が参加しながら進めるという対面参集型の研修会同様の手法で実技ありの研修会でした。さらにディスレクシアの認知機能や実体験、脳イメージングと分子生物的背景の説明、加えて教育現場において最も知りたい内容である評価と支援についても実践例を用いて詳しくご教授いただけました。
 その中で最もよい支援の形態として「当人が配慮されたと感じない配慮」を行うなど、現場の支援者として再認識させられる場面もあり、非常に充実した講演となりました。


◎第2回資格更新研修会(1区分)の開催のお知らせ
 日  時  : 2021年12月5日(日)13:30~16:30
 開催方法: Web zoom ウェビナー (予定)によるリアルタイム配信
   講   師   : 川上 康則 先生(東京都立矢口特別支援学校 主任教諭)
   テーマ
       「 子どもの心の受け止め方 発達支援の現場で大切にしたいこと 」
 
◎兵庫支部からのお知らせ
 研修会のお知らせは全てメールとホームページでのお知らせのみとなっております。メールアドレスを変更された場合には、臨床発達心理士認定運営機構ホームページにあります資格情報管理システム<SOLTI>から変更手続きをしてください。