2019年5月19日日曜日

令和元年度(2019年度)日本臨床発達心理士会兵庫支部総会及び第1回資格更新研修会について

令和元年度 日本臨床発達心理士会 兵庫支部総会

                     日時:令和元年5月12日(日)
                        13時15分から13時45分
                     場所:神戸市教育会館 6階 大ホール
              
 会員数177名 委任状45名、出席者46人に達し総会は成立いたしました。
出席していただきました皆様、委任状の提出をしてくださいました皆様、ご協力ありがとうございました。
 総会は、平成30年度活動報告(平成30年度の兵庫支部総会、資格更新研修会の開催、役員会の開催)、決算報告が承認されました。
 続いて、令和元年度活動計画(案)及び予算(案)、兵庫支部規約 第10条(役員、選出方法、任期)の改定が示されました。
 最後に「兵庫県における公認心理師地方職能団体設置に関する情報・意見交換会」について、情報・意見交換会の開催と現在出席している団体の報告がありました。



令和元年度兵庫支部研修会 
 第1回資格更新研修会(1区分)
              
              日時:5月12日(日)13時50分から16時50分
              場所:神戸市教育会館 6階 大ホール
              参加者:兵庫支部 53名  他支部 13名   合計66名

 「SCERTSモデルを適用した、ASDのある人への包括的な支援」という内容で京都教育大学教育学部非常勤講師、京都教育大学総合教育臨床センターの西山剛司先生にお越しいただきました。
 先生は臨床発達心理士SV(京都支部事務局長)、公認心理師、学校心理士SV、ガイダンスカウンセラーなどの資格をお持ちで、中学校の社会科教員と特別支援学校で教鞭をとられ、特別支援学校においてSCERTSモデルを適用した実践から、現在は教育大学や保育士養成校の非常勤講師をしつつ、SCERTSモデルの研修、保育や子育てに関わる支援者への支援等を行なっておられます。昨年度は東京都の特別支援教育巡回心理士も担当されていました。多くの学会発表と研究論文を書いておられます。
 詳しくは、SCERTS研究会・西ブランチ(https://scerts-west.com)、保育子育てアドバイザー協会関西(https://www.hk-kansai.net/)、ふれあいペアレントプログラム推進研究会(http://fureaipp.main.jp)をご覧ください。

 今回の研修のために107枚のパワーポイントをご用意していただきました。「自閉症教育の現在とSCERTS開発の背景」「SCERTSモデル 構成と理念」「立場と特徴」「『自閉症のある』児童への支援」の内容についてのお話がありました。
 「自閉症教育の現在とSCERTS開発の背景」では、SCERTSモデル、EBP(エビデンスベーストプラクティス)のお話でした。「エビデンスのある方法≠エビデンスベーストプラクティス」や「自閉症である前に一人の子どもである」ということから実態に応じた方法(エビデンスのある)の取捨選択の内容でした。
 「SCERTSモデル 構成と理念」では、扱う領域として「Social Communication」社会的コミュニケーション、「Emotional Regulation」情動調整、「Transactional Support」交流型支援、開発の背景、3つの段階(社会パートナー段階、言語パートナー段階、会話パートナー段階)のそれぞれのお話でした。
 「立場と特徴」では、「すべての子に有効な方法はない」というお話が印象に残りました。また、「SCERTSモデルは、他のアプローチや方略に排他的ではない」ことで、様々な分野の知識・技術を尊重し、チームアプローチとしても最も機能するようにデザインされているもので、「OS」と「アプリ」の関係でいうと、「OS」の基本ソフトはSCERTS、「アプリ」の応用ソフトは様々なエビデンスのある技法や方略というお話でした。さらに多様な次元の連続体を仮定することは、子どもに対するプログラムのより卓越した柔軟性と個別化を可能にするというお話でした。
「自閉症のある児童への支援」では、ASD児へSCERTSモデルを適用した多くの事例のお話でした。実態と支援方法、その結果など大変詳しくお話をしていただきました。
 最後に「効果的な介入技法」の「使い方」の功罪で、「構造化」で見えない檻を作るお話、誰のために行動変容するのかのお話では、効果的な介入方法の適用について考えさせられる内容でした。これまでの自分自身の支援を振り返ることのできるお話でした。


◎第2回資格更新研修会(1区分)の開催のお知らせ
 日時:令和元年11月30日(土) 13:30〜16:30
 場所:神戸市教育会館大ホール(〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通4丁目10−5)
 内容及び講師:未定
 (決まり次第、兵庫支部のホームページ及び電子メールでお知らせします)


◎兵庫支部からのお知らせ
 研修会のお知らせは全てメールとホームページでのお知らせのみとなっておりますメールアドレスを変更された場合には、臨床発達心理士認定運営機構ホームページにあります資格情報管理システム<SOLTI>から変更手続きをしてください。








2019年2月24日日曜日

平成30年度(2018年度) 第3回資格更新研修会内容

第3回資格更新研修会(1区分)が開かれました。
              日時:2月16日(土)13時30分から16時30分
              場所:神戸市教育会館 6階 大ホール
              参加者:兵庫支部 50人  他支部 13人   合計63人


 講義は、「“今ここ”の自分自身へのアプローチ」という題で、兵庫教育大学大学院 学校教育研究科 教授 松本剛先生にお話をしていただきました。
 松本先生は人間性心理学を中心とした臨床心理学、および教育相談や学生相談といった教育臨床を中心に研究を進められておられます。
 今回は人間性心理学の立場での心理療法である「今ここの私自身」にかかわることへの援助について、これまで生きてきた歴史の積み重ねの上に今の私があるという考えだけに沿った人間観だけではなく、「今ここ」の自分自身の感覚にアプローチする心理療法の効果と重要性が見直されていることから、人間性心理学の観点からの「これまで積み重ねてきた私」へのアプローチについてご紹介いただき,臨床発達心理学の観点との融合の研修内容でした。
 主なご著書としては、「教師のコミュニケーションを『高める』とは」慶應義塾大学出版会編「教育と医学」「『大学生のひきこもり』への人間性心理学的アプローチの有効性」日本学生相談学会編「学生相談研究」、「大学生のひきこもりに関連する心理的特性に関する研究」日本カウンセリング学会編「カウンセリング研究」等があります。

 研修会の内容は、「過去」のできごとへの固執、「未来」への心配、今の私の感覚、自我防衛機制(今への適応行動)、「今ここ」への焦点化、「今ここ」の私自身と仲よくなる(Rogers,C)「心理的不適応」「心理的適応」のお話から、「今ここ」にある私の体験への注目 感覚↔︎自分自身が本当に感じていること 自分の感覚を受け入れることについて、人生脚本として「ストローク」「人生脚本」「禁止令」「12の禁止令」「ラケット感情」「4つの本物の感情」「面接過程」「基本理念」についてお話をいただきました。
 ワークでは、絵本「ish」の各シーンから、「体の感じ」「その感じのオノマトペ」「セリフ」を考え、席の近くの人と交流しました。さらに、この方法で今、自分が気になっていることを『「気になること」を感じてみよう』ということで自分自身のことを考えるワークを行いました。
 発達という観点から「今ここ」からのアプローチについて非常に多くのことを学ぶことができました。


平成31年度兵庫支部総会、第1回資格更新研修会(1区分)の開催のお知らせ(予定)
日時:平成31年5月12日(日)13:15〜16:50
場所:神戸市教育会館(〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通4丁目10−5)
・兵庫支部総会 13:15〜
・第1回資格更新研修会 13:50〜


◎兵庫支部からのお知らせ
 これまで研修会のお知らせは郵送にて行っておりましたが、平成30年5月19日に開催されました兵庫支部総会にて承認されたように、今回の第3回資格更新研修会以降は全てメールとホームページでのお知らせのみとなっておりますメールアドレスを変更された場合には、臨床発達心理士認定運営機構ホームページにあります資格情報管理システム<SOLTI>から変更手続きをしてください。なお、今年度に入ってからメールアドレスを変更された場合には、兵庫支部事務局にもメールでご連絡くださいますようお願いいたします。

2018年12月2日日曜日

平成30年度(2018年度)第2回資格更新研修会内容

第2回資格更新研修会が開かれました。
              日時:12月1日(土)13時30分から16時30分
              場所:神戸市教育会館 6階 大ホール
              参加者:兵庫支部 70人  他支部 22人   合計92人

 講義は、「遺伝性疾患の障害特性に基づく支援に向けて」という題で、関西福祉科学大学 教育学部 教育学科 発達支援教育専攻の准教授 加藤美朗先生にお話をしていただきました。専門は特別支援教育学、臨床心理学、心理アセスメントで、特別支援教育の対象となる児童生徒の実態把握と指導、および継続教育に関する研究の他、知的障害、学習障害、注意欠如多動性障害等、発達障害のある児童生徒の行動的支援および家族支援に関する研究をされています。また特に、プラダー・ウィリー症候群(PWS)やスミス・マゲニス症候群(SMS)といった遺伝性疾患のある人の行動的支援に関する研究、発達障害児の保護者を対象としたペアレントトレーニング及び行動的グループ介入などの実践を行なっておられます。主なご著書としては、「支援の必要な子どもの心と行動がわかる!教師のためのサポートガイド」(明治図書)、「認知行動療法を生かした発達障害児・者への支援」(ジアース教育新社)等、多数の書籍を出版されておられます。

 研修会の内容は、先生が主な研究の一つとされている「遺伝性疾患の支援 Prader-Willi syndrome(PWS)(プラダー・ウィリー症候群)」との出会いから現在の研究のお話から始まりました。続いて、知的障害の危険因子や病因論的3分類、全国調査(特別支援学校)の結果、遺伝学、遺伝医学、主な遺伝性疾患の分類について大変丁寧に教えていただきました。

 海外の動向や研究論文の件数、遺伝的検査法の進歩と表現型評価では、「表現型解析(臨床診断)⇆遺伝型解析(遺伝学的検査)」のお話をお聞きしました。さらに、「適切な知的障害観と遺伝性疾患に関する知識」を基にした支援モデルを教えていただきました。障害特性に基づく支援である「合理的配慮」についても、行動表現型の特定により、早期診断に結びつき、行動問題の発現の予測や予防、家族支援に役立つことを教えていただきました。

 各遺伝性疾患の行動問題等の特徴、行動問題等への対応についてのお話では、行動療法(とりわけ応用行動分析)が有効で、医療との連携が大切であること、より一層の研究の大切さを教えていただきました。


 最後にPWSについての支援の実際や現状、保護者の心理や課題、スミス・マゲニス症候群(SMS)の行動問題の生起リスク、アセスメント・モデル、介入例や研究されている特別支援学校に置ける行動コンサルテーションの2事例の紹介がありました。

 印象に残ったのは、行動問題も3分の2は「環境との相互作用」で起こるというお話でした。これらのことから、遺伝性疾患に関する知識と環境調整を行う必要性と大切さを教えていただきました。

 最後に参考文献を教えていただき、インターネットで入手できる遺伝性疾患の情報として、「難病センターホームページ」「GRJ(Gene Review Japan)」のご紹介がありました。ご検索していただければと思います。



第3回資格更新研修会の開催のお知らせ
日時:平成31年2月16日(土)13:30〜16:30
場所:神戸市教育会館(〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通4丁目10−5)
講師:松本 剛(兵庫教育大学 教授)

 第3回資格更新研修会以降はメールとホームページでのお知らせのみとし、郵送でのお知らせを行いません。
 メールアドレスを変更された(変更されている)場合は、臨床発達心理士認定運営機構ホームページにあります資格情報管理システム〈SOLTI〉より変更手続きをお願いいたします。

2018年11月30日金曜日

平成30年度兵庫支部総会及び第1回資格更新研修会が開かれました

5月19日(土)13時15分~   2018年度兵庫支部総会

 定数171 委任状42、出席者47人に達し総会は成立いたしました。
出席していただきました皆様、委任状の提出をしてくださいました皆様、ご協力ありがとうございました。
 総会は、平成30年度兵庫支部役員、兵庫支部規約の改定、2017年活動報告、決算報告が承認され、平成30年度予算案が示されました。最後に兵庫支部会員の現状の報告がありました。その他、2018年度第3回資格更新研修会以降はメールとホームページでのお知らせのみとし、郵送でのお知らせを行わないことが承認されました。
 メールアドレスを変更された(変更されている)場合は、臨床発達心理士認定運営機構ホームページにあります資格情報管理システム〈SOLTI〉より変更手続きをお願いいたします。



13時50分~16時50分 平成30年度兵庫支部 第1回資格更新研修会  

 「子どものうつ病への心理支援」という内容で関西学院大学文学部総合心理学科准教授の佐藤寛先生にお越しいただきました。
 先生は臨床心理士であり、臨床心理学・認知行動療法・臨床児童精神心理学が専門分野で、精神科・心療内科、スクールカウンセラー、大学内心理相談室をこれまで主なフィールドとされていました。児童青年期のうつ病、不安症、摂食障害を主な研究とされています。多くの研究論文、著書、翻訳書を書いておられます。

 今回の研修のために24枚のパワーポイントをご用意していただきました。見過ごされ、気づかれにくい子どものうつのお話から始まり、子どものうつ病の疫学、子どもの不安症とうつ病の併発率とその内容についてのお話がありました。子どものうつのアセスメントでは「子ども用抑うつ自己評価尺度(DSRS)」の利用、うつ病治療のマイナス要因、具体的な3つの事例からうつ病の子どもについて考えるお話がありました。子どものうつ病への心理支援では、IACAPAPのご紹介、認知行動療法(CBT)と子どものCBTの技法、大人のCBTとの違い、薬物療法とCBTの治療成績などのお話がありました。さらに、認知行動療法の実際ということで、子ども向けのプログラムや具体的な認知の変容技法、リラクセーションなどのお話がありました。最後に子どもにCBTを実施する場合の注意点を具体的にお話いただきました。また、参考になる図書も多数ご紹介いただきました。
 今日のお話で、実際の子どもの顔を思い浮かべながら、お話を聞くことができました。このお話で、うつ病の子どもへの支援について深く学ぶことができました。

2018年3月3日土曜日

平成29年度(2017)第3回資格更新研修会内容

 平成30年2月24日(土)神戸市教育会館にて13時30分~14時30分まで
兵庫支部第3回資格更新研修会が開かれました。

兵庫支部 49人 他支部  6人  の参加でした。

 研修内容は、「臨床事例や評価研究から見た犯罪・非行の実態」と題して兵庫教育大学の遊間義一教授にお話しいただきました。
 先生は法務省に勤務され、少年犯罪に関わって、多くの少年院の子どもたちと話をして
こられました。平成26年のデータでは、14歳~19歳人口718万人のうち検挙され、少年院に送致されるのは1万人で全体の0.13%くらいだそうです。この数字だけを見るとこの人たちは、非常にコアな人だと思われますが、決してそうではないという説明でした。その理由は、なぜ犯罪に至ったかを一つひとつ丁寧に見ていくとわかるそうです。
いくつかの事例を挙げて説明していただき、誰にでも起こりえるということが、よくわかりました。後半は、犯罪を繰り返す(可能性の高い)人たちを作らないようにするためには、少年の段階での働きかけが重要であるということを学びました。少年段階で改善すれば犯罪の全体量を大きく減少させることに繋がるというものでした。
 その要素として、愛着の形成と仕事がポイントになるということで、人に愛され必要とされて、生活が安定しているという人間として当たり前のことが大事であることがよくわかりました。

重要なお知らせ
    次回の研修会は、5月19日(土)兵庫教育大学ハーバーランドキャンパス
    で行います。前回お知らせから日時場所が変更になっております。
    











2017年11月12日日曜日

平成29年度(2017)第2回資格更新研修会内容

11月11日(土)13時30分から16時30分 武庫川女子大学にて兵庫支部第2回資格更新研修会が開かれました。
研修内容は、「学校におけるソーシャルワークとは」という題で、武庫川女子大学文学部
心理・社会福祉学科、半羽利美佳先生にお話をしていただきました。先生はミシガン大学大学院でソーシャルワークを勉強され、関西スクールソーシャルワーク研究会を立ち上げられました。現在も大学教員をされながら、スクールソーシャルワーカーとしてもご活躍されています。最近になってやっと「スクールソーシャルワーカー」の仕事が認められ、国の施策でも1万人の増員が決まったようです。講義は、スクールソーシャルワーカーの職務内容を丁寧に教えていただきました。事例では、家族の関係や支援の流れが図で示され、「スクールソーシャルワーカー」がどのように関わり、支援につなげていくかという道筋がよくわかりました。また、子どもたちを支えるしくみとして、教員、SC(スクールカウンセラー)、SSW(スクールソーシャルワーカー)の役割、立ち位置、関わり方の図からも、チームとして連携をしながら、それぞれの得意分野で役割を担っていくことの大切さがわかりました。
また先生は「スクールソーシャルワーカー」として不登校の生徒に関わる中で、学校の先生がよかれと思ってやっていることが、うれしい人もいるけれど、「勝手に決められている」「私の気持ちを何もわかっていない」と聞くこともよくあるそうです。その一例として「智の物語」「仁の物語」を紹介していただきました。時間の都合で「智の物語」しか見れませんでしたが、教師にとっては身につまされるものでした。しかし、「スクールソーシャルワーカー」の方が生徒の気持ちを代弁し、支援の場につないでくださっているのをみると、教師がすべてを背負い込まなくてよいという気持ちにもなりました。
インターネット上でもUPされています。「智の物語」「仁の物語」と検索してください。



2017年5月29日月曜日

兵庫支部総会・第1回資格更新研修会が開かれました

5月27日(土)13時15分~ 2017年度兵庫支部総会が開かれました。

 定数172 委任状57、出席者30人に達し総会は成立いたしました。
出席していただきました皆様、委任状の提出をしてくださいました皆様、ご協力ありがとうございました。
 総会は、例年通り2016年活動報告、会計報告が承認されました。次に2017年度の活動計画と予算案が示されました。また、審議事項として、今年度より、他支部からの参加の方には資料代500円をいただくことが、承認されました。その他、ポイント管理システム(SOLTI)の運用について、兵庫支部のHPの立ち上げについて、来年度規定に伴う役員の交代などの連絡がありました。
 また、支部長より公認心理士の現情報について説明がありました。これにつきましては、厚生労働省のHPをご覧ください。


13時50分~16時50分 第1回資格更新研修会  

 「高機能自閉症スペクトラム障害とコミュニケーション」という題目で金沢大学子どもと心の発達研究センター特任教授の大井学先生に金沢からお越しいただきました。
 先生は自閉症の言葉の障害やコミュニケーションの特性について多くの論文、著書を書いておられます。また、アスペの会などのアドバイザーとしての社会貢献活動もされています。
 今回の研修のために23ページもの資料を用意していただきました。とても3時間で消化し切れる内容ではありませんでしたが、ビデオで自閉症の子と母親の会話を見せていただき、具体的な例をたくさん挙げていただいたので、なるほどと思うことが多くありました。先生が、会話分析をされた結果から言えることは、自閉症のコミュニケーションといっても、状態はバラバラで個人差がかなりあるので、型通りにはいかない。ケースケースで対応するしかないのだそうです。しかし、その特徴を理解し、間に入って説明や調整をしてくれる人がいたら、トラブルになるのを回避できることも多いそうです。(なぜ、彼らはそのような表現をするのかという背後がわかる人)私たち臨床発達心理士の役割であると思いました。
 また、先生は、簡単に子どもの語用論の障害を評価するツールとしてCCC-2の日本語版を作成されましたので、利用されたい方は日本文化科学社へ問い合わせてください。






次回は、11月11日(土)会場は武庫川女子大学です。内容は未定です。