2021年12月5日日曜日

令和3年度臨床発達心理士会兵庫支部 第2回資格更新研修会

 令和3年度 兵庫支部 第2回資格更新研修会


参加者  兵庫支部  68 名  

 「子どもの心の受け止め方 発達支援の現場で大事にしたいこと」というタイトルで、東京都立矢口特別支援学校の川上康則先生にご講演いただきました。
 先生は臨床発達心理、公認心理師、特別支援教育士SVなどの資格をお持ちで、現職の特別支援学校の先生であり、教育現場のニーズにあった講演となりました。
 「発達支援の現場で大切にしたいこと」というまとめをしながらそれぞれの内容について詳しく説明をしていただきました。またそれぞれの話の中にもキーワードをちりばめられ、その説明のために128枚ものパワーポイントの資料をご用意していただきました。そのため理解しやすく、明日からの実践に直接役立つ内容となりました。
 その中で関わり方のポイントとして「今はこういうものと割り切る」「お互いの周波数がauタイミングがくる。それを楽しみに待つ」などのご示唆もあり、支援者への激励もありました。参加者からの感想も「非常に役に立った」「またご講演いただきたい」と非常に高い評価となっておりました。


◎第3回資格更新研修会(1区分)の開催のお知らせ
 日  時  : 2022年2月13日(日)13:30~16:30
 開催方法: Web zoom ウェビナー (予定)によるリアルタイム配信
   講   師   : 松本 俊彦 先生(国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 薬物依存研究部 部長)
   テーマ
       「未定 (青少年の自傷・自殺のや様々な依存について、COVID-19の影響などを含めてお話ししていただくようにお願いしております) 」
 
◎兵庫支部からのお知らせ
 研修会のお知らせは全てメールとホームページでのお知らせのみとなっております。メールアドレスを変更された場合には、臨床発達心理士認定運営機構ホームページにあります資格情報管理システム<SOLTI>から変更手続きをしてください。

2021年5月8日土曜日

2021年度 臨床発達心理士会 兵庫支部総会・第1回資格更新研修会の開催


日時:令和3年5月8日(土)13時から16時55分

場所:オンライン


2021年度 日本臨床発達心理士会 兵庫支部 総会


 会員数170名 委任状50名、出席者51人に達し総会は成立いたしました。
出席していただきました皆様、委任状の提出をしてくださいました皆様、ご協力ありがとうございました。
 総会は、令和2年度活動報告(令和2年度の兵庫支部総会、資格更新研修会の開催、役員会の開催)、決算報告が承認されました。
 続いて、令和3年度活動計画(案)及び予算(案)、研修会及び役員会の日程が示されました。
 最後に「日本臨床発達心理士会の法人化」についても報告がありました。



2021年度 兵庫支部 第1回資格更新研修会

参加者  兵庫支部  85 名  

 「発達性ディスレクシアの発達的観点に立った評価と支援」というタイトルで、東北大学大学院教育学研究科教育心理学講座の川崎聡大先生にご講演いただきました。
 先生は臨床発達心理、公認心理師、言語聴覚士、特別支援教育士SVなどの資格をお持ちで、療育機関や医療機関での経験もあり、現場のニーズにあった講演となりました。また姫路市の出身でもあります。
 今回の研修のために114枚ものパワーポイントの資料をご用意していただきました。「限局性学習症とディスレクシア理解」では、学習面の躓きの実態、限局性学習症とディスレクシアの定義、読みの情報処理過程と発達という面から実態を丁寧に説明していただき、オンラインの研修会としてはめずらしい参加者が参加しながら進めるという対面参集型の研修会同様の手法で実技ありの研修会でした。さらにディスレクシアの認知機能や実体験、脳イメージングと分子生物的背景の説明、加えて教育現場において最も知りたい内容である評価と支援についても実践例を用いて詳しくご教授いただけました。
 その中で最もよい支援の形態として「当人が配慮されたと感じない配慮」を行うなど、現場の支援者として再認識させられる場面もあり、非常に充実した講演となりました。


◎第2回資格更新研修会(1区分)の開催のお知らせ
 日  時  : 2021年12月5日(日)13:30~16:30
 開催方法: Web zoom ウェビナー (予定)によるリアルタイム配信
   講   師   : 川上 康則 先生(東京都立矢口特別支援学校 主任教諭)
   テーマ
       「 子どもの心の受け止め方 発達支援の現場で大切にしたいこと 」
 
◎兵庫支部からのお知らせ
 研修会のお知らせは全てメールとホームページでのお知らせのみとなっております。メールアドレスを変更された場合には、臨床発達心理士認定運営機構ホームページにあります資格情報管理システム<SOLTI>から変更手続きをしてください。

2021年2月23日火曜日

令和2年度第1回資格更新研修会

 日時:2月23日(火)1330分から1630


場所:オンライン

参加者:兵庫支部  76 名  


「児童虐待への関わり方改革 ~心理職だからできること~」というタイトルで、兵庫県立尼崎総合医療センターの毎原俊郎先生にご講演いただきました。

 毎原先生は京都大学医学部をご卒業の後、京都大学医学部付属病院小児科、兵庫県立塚口病院小児科を経て、平成4年に京都大学大学院医学研究科にご進学されました。大学院修了後は公立甲賀病院小児科、日本赤十字社和歌山医療センター小児科、兵庫県立塚口病院小児科を経て、現在は兵庫県立尼崎総合医療センター小児科にお勤めです。日本小児科学会代議員、日本子供虐待医学会代議員をお勤めになり、特定非営利活動法人 性暴力被害者支援センターひょうご 監事、特定非営利活動法人つなごの理事でもあられます。

 当日の研修では、まず初めに児童虐待の基礎知識として、①身体的虐待②性的虐待③ネグレクト④心的虐待⑤代理ミュンヒハウゼン症候群などの説明をこれまでの豊富な経験からご説明されました。続いて多期間連携とネットワーク事業についての問題点を示した上で、兵庫県の現状、尼崎総合医療センターの虐待対応組織について説明がありました。
 さらに児童虐待への心理職の関わりとして①子どもの発達②子どもとの面接③発達障害④親への対応⑤小児期の逆境的体験⑥トラウマとTICCについて心理職に求められている注意すべき点やカウンセリング技法、そして子どものために我々に何ができるか具体的に説明ご示唆いただきました。3時間という時間があっという間に感じるほど内容が素晴らしく、受講後のアンケートにも「具体的な場面が想像できた」「虐待を多角的に理解し、整理するよい機会になった」など受講者からも大変好評でした。

 今回は支部として初めてのオンラインによる研修会であり、何かと手間取ることもありましたが無事に終了することができました。ご協力ありがとうございました。

◎兵庫支部からのお知らせ

 今回の研修会で使用しましたZOOMは日本臨床発達心理士会から兵庫支部が研修会を開催するために借用しました会議用のZOOMでした。そのため参加者確認のために登録番号と名前を表示していただきますとそのまま表示されるシステムでした。今後も日本臨床発達心理士会から借用するZOOMシステムの利用を考えておりますので、登録番号と名前が表示されることがあります。ご了承をお願いします。

 研修会のお知らせは全てメールとホームページでのお知らせのみとなっております。メールアドレスを変更された場合には、臨床発達心理士認定運営機構ホームページにあります資格情報管理システム<SOLTI>から変更手続きをしてください。