2011年12月22日木曜日

「平成24年度採用 養父市職員(発達支援員)採用候補者試験」の案内

養父市では、発達障害児の個別相談、保育所巡回相談などの支援を充実、強化するため、発達支援員(心理士)を募集します。
★募集職種・採用予定人員
一般行政職(発達支援員)
★受験資格
昭和51年4月2日以降に生まれ、臨床発達心理士認定運営機構の臨床発達心理士または日本臨床心理士資格認定協会の臨床心理士の資格を有する方
★受験手続き
(1)申込用紙は、養父市役所総務課で交付します。申込用紙を郵便で請求する場合は、希望する職種を明記の上、120円切手を貼ったあて先明記の返信用封筒(角型2号)を必ず同封してください。
(2)申込用紙に必要事項を記入のうえ、養父市役所総務課に提出し、受験票を受領してください。
※各地域局では受け付けできません。
★受付期間
平成23年12月20日(火)から平成24年1月10日(火)まで
※平日の午前8時30分~午後5時15分まで受け付けます。
※郵送の場合は、平成24年1月10日(火)午後5時15分までに着信したものに限り受け付けます。
★試験日(第1次試験)
平成24年1月22日(日)
※詳しくは、試験案内をダウンロードしてご覧ください。
http://www.city.yabu.hyogo.jp/www/contents/1215153979970/index.html

2011年12月9日金曜日

兵庫支部共催シンポジウム2011のご案内

12月4日(日)14:30~17:30 
関西学院大学上ケ原キャンパスで、日本発達心理学会関西地区懇話会との共催でシンポジウムが開かれました。

お天気にも恵まれ、65名の参加がありました。今回は共催のため、臨床発達心理士以外の方の参加もありました。臨床発達心理士の方は総計31名(兵庫支部からは14名、他支部からは17名)の方が参加されました。関西一円からお見えになられた方が多かったですが、中国・四国地区など遠方からも来てくださいました。

今回は「子育ち、親育ち、祖父母育ち:3世代間交流がもたらすそれぞれの発達と次世代貢献」というテーマでのシンポジウムで、世代間交流がもたらす子ども、成人、高齢者の発達に関して、論じられました。子どもに関しては、権藤眞織先生(神戸親和女子大学発達教育学部)が、成人に関しては有光興記先生(駒沢大学文学部)が、高齢者に関しては田渕 恵先生(大阪大学大学院人間科学研究科)が、それぞれお話くださいました。最後に、荘厳舜哉先生(京都光華女子大学人文学部)が、自己・文化などの視点からパネリストの先生方にコメントをされていました。
先生方のお話の方向性や内容は多岐にわたり、それぞれの発達において、メタ的・パラ的・サブ的に様々な視点から考えることが重要であることに改めて気づかされました。臨床的・実践的なお話よりも、データ実証的・理論的な志向性が強いシンポジウムとなりましたが、従来とは少し異なった形で新たな視点を得る研修になったように思います。