2011年12月9日金曜日

兵庫支部共催シンポジウム2011のご案内

12月4日(日)14:30~17:30 
関西学院大学上ケ原キャンパスで、日本発達心理学会関西地区懇話会との共催でシンポジウムが開かれました。

お天気にも恵まれ、65名の参加がありました。今回は共催のため、臨床発達心理士以外の方の参加もありました。臨床発達心理士の方は総計31名(兵庫支部からは14名、他支部からは17名)の方が参加されました。関西一円からお見えになられた方が多かったですが、中国・四国地区など遠方からも来てくださいました。

今回は「子育ち、親育ち、祖父母育ち:3世代間交流がもたらすそれぞれの発達と次世代貢献」というテーマでのシンポジウムで、世代間交流がもたらす子ども、成人、高齢者の発達に関して、論じられました。子どもに関しては、権藤眞織先生(神戸親和女子大学発達教育学部)が、成人に関しては有光興記先生(駒沢大学文学部)が、高齢者に関しては田渕 恵先生(大阪大学大学院人間科学研究科)が、それぞれお話くださいました。最後に、荘厳舜哉先生(京都光華女子大学人文学部)が、自己・文化などの視点からパネリストの先生方にコメントをされていました。
先生方のお話の方向性や内容は多岐にわたり、それぞれの発達において、メタ的・パラ的・サブ的に様々な視点から考えることが重要であることに改めて気づかされました。臨床的・実践的なお話よりも、データ実証的・理論的な志向性が強いシンポジウムとなりましたが、従来とは少し異なった形で新たな視点を得る研修になったように思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿