2014年2月23日日曜日

第3回関西地区合同資格更新研修会がおこなわれました

 
2月22日(土)芦屋ルナホールにて、第3回関西地区合同資格更新研修会がおこなわれました。
兵庫支部 松村支部長より 今回で合同研修会の開催は最後になるという説明がありました。
(会員数の増加により、全員に参加していただける会場の確保が難しくなりました。)

今回は、兵庫支部55名、京滋名54名、阪和62名、他支部2名 合計173名の参加がありました。

13:30~14:00
『旧関西支部の歴史と臨床発達心理士に求められるもの』
                                                           元京都光華女子大学教授  荘厳舜哉 先生

 荘厳先生は、25年あまり臨床発達心理士の認定に関わってこられ、その発展に尽力してこられました。子育ての機能が低下している今こそ、地域に根ざした支援の輪を広げていかなければならないということ。そのためには、臨床発達心理士の役割が大切であると先生の熱い思いが伝わってくるお話でした。



14:00~16:30 
「発達障害のある子の育ちとその支え」 
                                               名古屋大学医学部附属病院
                          親と子どもの診療科   准教授 岡田俊  先生
   
 名古屋大学医学部附属病院で精神科医として、発達障害の診断に携わっておられる岡田先生に来ていただきました。岡田先生は、臨床心理士の資格もお持ちです。
・DSM-5が出たことにより、発達障害の捉え方がどのように変わっていくのか
・発達障害の診断が意味するもの。
・併存障害と二次障害
・発達障害の成人の自立、就労について。
など新しい情報を、わかりやすく説明してくださいました。

先生のご経験より、発達障害の中核症状はなくならないが、特性を理解した適切な支援によって、今困っている多動やパニックは落ち着いていくそうです。このことはいかに支援をする人の役割が大切であるかということではないでしょうか? 質疑応答では、たくさんの方が質問をされました。とても有意義な合同研修会になりました。
  

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